基本情報
ニューゲーム+

基本情報ニューゲーム+をプレイするにはクリア済のセーブデータが必要です。クリア済のセーブデータはレベルのところに星マークが付いてます。 クリア済のセーブデータがあるとスタートメニューの「ニューゲーム」が「ニューゲーム+」になり、普通にプレイする「レギュラー」か色々なオプションでカスタマイズできる「ニューゲーム+」のどちらにするかを選べるようになります。 セーブデータ引き継ぎについてのオプションを選んだ場合は、どのセーブデータから引き継ぐかを選ぶことになりますが、選んだセーブデータはそのままの状態で残ります(上書きされない)。 ニューゲーム+のセーブデータは複数作成することができます。また、ニューゲーム+でクリアしたセーブデータを使って新しいニューゲーム+をプレイすることも可能です。 ニューゲーム+のセーブデータはセーブ番号のところに+マークが付いてます。さらにクリア済であればレベルのところに星マークも付いてます。 ニューゲーム+はストーリーの最初から始めることになります。オプションの「プロローグスキップ」を選べばエミリーと会うところから始めることができるのですが、このオプションには、敵や宝箱などの統計が更新されないときがあるなどの不具合があります(v1.4.2-1 時点)。そのためプロローグスキップは選ばないほうが良いと思います。 ニューゲーム+を始めてからオプションを変更したり、各オプションの有効無効を切り替えたりすることはできません。 どのオプションを選んだのかは、メニュー「旅の記録」の一番下にある「ニューゲーム+」を選ぶと確認することができます。 選んだオプションによってはセルゲイなど他のキャラクターのセリフが変化します。例えば、「エレメント引継ぎ」を選んだ場合、最初のダンジョンでサーキットをアンロックしたときに「どうしてすでに全部アンロックされてるんだ!」と驚きます。

トロフィーポイントニューゲーム+を選ぶと「トロフィーポイント」を使ってゲームプレイをカスタマイズできます。 トロフィーポイントは「チャプター01クリア」などのゲーム内トロフィーを獲得することで得られます。 トロフィーポイントは個々のセーブデータではなくセーブデータ全体で管理されています。例えばトロフィーAだけを獲得したセーブデータとトロフィーBだけを獲得したセーブデータがあった場合、どちらのセーブデータもトロフィーAとBの両方を獲得していることになります。 ニューゲーム+を始めるためにトロフィーポイントを使用しても、セーブデータ全体で管理されているトロフィーポイントは減りません。もし10000ポイント持っていて、それをすべて使用してニューゲーム+のセーブデータを作成したとしても、別のニューゲーム+を始めるときは同じように10000ポイント使えます。 トロフィーの獲得状況についてはメニューの旅の記録にある「トロフィー」で確認できます。画面左下の「トロフィーポイント」が現在持っているトロフィーポイントの合計です。 各トロフィー画像の下の部分の数字は、そのトロフィーを獲得したときに得られるポイント数です。「チャプター01クリア」なら5ポイント、「新人動物学者」なら25ポイントです。

オプションの詳細 レベル引継ぎ レベルとCPを引き継ぎます。サーキットについてはすべて未取得の状態になり、使用していたCPは未使用のポイントとして持っている状態でスタートします。ただし、引き継げるCPはレベルアップによって獲得した分だけで、クエストの報酬で獲得したCPは引き継げません。 最大SPは引き継がないみたいで、通常と同じようにストーリーの進行によって増えていきます。 各属性のアンロック状況は引き継がないので、通常と同じように各ダンジョンでアンロックしていくことになります。また、サーキット上にあるブロックの解除も引き継がないので、これも通常と同じようにストーリーを進めて解除していくことになります。 エレメント引継ぎ これは各属性サーキットのアンロック状況のみを引き継ぐというもので、サーキットが利用可能になった時点で全ての属性を使用できるようになります。 獲得したCPとアーツやスキルなどは引き継がないので、どちらも一から取得し直すことになります。 サーキット上にあるブロックの解除は引き継がないので、通常と同じようにストーリーを進めて解除していくことになります。 ドロップ率 x2、x4 植物のドロップについては問題ないと思いますが、敵を倒したときのドロップについては注意が必要です。 ドロップ率が上がるというのは、あくまでも "そのコンバットランクでドロップするアイテム" です。例えば、オータムライズのヘッジハッグは、メタルニードルを落とすのはランクD以上、サンドイッチはランクB以上が必要です。そのため、このオプションでドロップ率を上げたとしても、コンバットランクC以下の状態で何体ヘッジハッグを倒したとしてもサンドイッチは落としません。 オワタ式レア 敵の攻撃でレアが受けるダメージが、常にレアの現在HPと同じになります。レアの現在HPが1000なら1000ダメージ、1なら1ダメージです。 このオプションを選択するとシールドでの防御によるダメージ軽減効果が無効になります(パーフェクトガードを除く)。そのため、たとえシールドで防御したとしても、敵の攻撃がレアに当たったのであれば死亡します。また、特殊効果のソリッド・ガードでダメージを減らすということもできません。アシストモードによるダメージの軽減も無効です。 パーフェクトガードで完全に攻撃を防いだ場合は死亡しないので、火炎の「リコイルトランペット」などパーフェクトガードが発生するアーツは有効です。波動の「カルマスケール」はパーフェクトガードではないので死亡します。 火炎の「ワンモアチャンス」も有効です。 切磋琢磨 敵のレベルがレアのステータスで変わります。敵を強化するブースターとの併用も可能です。 レアのレベルではなくステータスで変わるので、たとえレアのレベルが1であったとしても、高いレベルの装備でステータスが上昇していれば敵のレベルは上がります。逆に、レアのレベルが高かったとしても装備が弱いと敵のレベルは下がります。 切磋琢磨で敵のレベルが設定されるタイミングは "そのマップに入ったとき" みたいです。そのため、敵がいるマップに入ってから装備を変更したという場合、そのマップに入り直さないと敵のレベルは変わりません。 無慈悲 ボス戦では攻撃回数などが少し変わりますが、ザコの違いが良く分からないです。 ファーストベルト レベル1のアーツのみ使用できるという制限です。レベル2以上のアーツは使えません。 制限されるのはアーツの使用のみで、スキルやアーツの取得は普通にできます。 セカンドベルト レベル2までのアーツが使用できるという制限です。レベル3のアーツは使えません。 制限されるのはアーツの使用のみで、スキルやアーツの取得は普通にできます。 クラシックヒール 非戦闘時のHP自動回復がランドマークの上に立っているときだけ行われるという制限です。 このオプションの注意点は、ランドマークのないダンジョンでは有効な回復手段が食事くらいしかないということです。そのためダンジョンの難易度が上がってしまうので、このオプションを選ぶかどうかは慎重に判断したほうがいいと思います。 もしこのオプションを選ぶのであれば、HPリジェネレーション付きの装備を1個でもいいので入手しておいたほうがいいと思います。HPが減っていたら装備を変更して、パズルを解いている間にHPリジェネレーション付きの装備で自動回復しておくということができます。 クラシックテレポート ランドマークの上に立っているときだけテレポートを使えるという制限です。 このオプションの注意点は、マップの地形にハマるといった移動できない状態になったときにゲームを終了してメインメニューに戻らなければならないということです。また、ダンジョンなどで意図せず進行フラグが変になってしまい進むことも戻ることもできなくなったときに抜け出せなくなります。そうなってしまうと前のセーブデータからやり直すことになるので、このオプションを選ぶかどうかは慎重に判断したほうがいいと思います。

注意点など基本的には、統計は引き継ぎません。ほぼ全ての統計がリセットされます。引継ぎによりアイテムを持っていたとしても統計としては未入手という扱いになるので収集し直すことになります。 植物とトレーダーの統計は、セーブデータ引き継ぎの「植物図鑑引き継ぎ」と「トレーダー引き継ぎ」を選べば引き継げます。 トロフィーの完了度は引き継ぎますが、これは "獲得済みのトロフィーの数" についての統計です。まだ獲得していないトロフィーの獲得条件が倒した敵の数などの累計であった場合、その累計はリセットされます。 ニューゲーム+は、選んだオプションによってキャラクターのセリフが変化するものがあるなど、おかしい状態であることを前提として作られています。そういったおかしな状況を楽しむ要素でもあるのですが、製作者が気付いていない問題が発生する可能性もあります。そのため、特に引継ぎ系のオプションを選んでニューゲーム+でプレイするときには「もしかしたらゲームの進行が変になることがあるかも」というくらいの気持ちでプレイするほうがいいんじゃないかなと思います。

「プロローグスキップ」による不具合オプションの「プロローグスキップ」を選ぶと何かしらの不具合が発生する可能性があります。 統計の不具合 この不具合は v1.4.2-1 でも発生します。 プロローグスキップを選んだ場合、宝箱や敵などの統計が更新されないという不具合が発生することがあります。例えば、ロンバスダンジョンの宝箱は全て取ったはずなのに 0/6 となっていたり、倒したはずのモンスターが図鑑に登録されていなかったりします。 これについては、過去に海外で報告されていて、回避方法を説明してくれているユーザーもいます。 Steam掲示板(英語) New Game Plus "Skip Beginning" option problems Statistics Issue 回避方法は「ニューゲーム+を始めたらすぐセーブしてスタートメニューに戻ってから再開すること」みたいです。 ある程度ゲームを進めてしまっている場合でも、セーブして再開すれば統計が更新されるようになりますが、その中に "正常に更新されるようになったときよりも前の分" は含まれません。そのため、ロンバスダンジョンをクリア済みであった場合は、統計が更新されるようになったあとも宝箱は 0/6 のままになり、倒したモンスターも未登録のままになります。これについては始めからやり直すしかないみたいです。 貨物船内のイベント関連の不具合 プロローグスキップを選ぶと、普通に進めた場合はクリア済みとなる貨物船内のイベントなどが未クリアの状態として扱われる可能性があります。それが原因で、いわゆる進行フラグが変になってチャプター8で進行不能になる不具合が発生したことがありました。 それについては v1.2.0-3 で修正されたらしいのですが、DLC開始後の貨物船で同じような不具合が発生したことを報告しているユーザーがいます。 Steam掲示板(英語) DLC: game stuck with NG+ plus "Skip Beginning" この不具合については実際に確認していないので、修正されたのかどうかや回避方法があるのかといったことは分からないです。

カスタマイズの例 レトロスタイル クレジット4倍(1000pt) ドロップ率 x4(2000pt) 真の調和(1000pt) 栄養満点(2000pt) ごちそう(1000pt) ポイント計7000pt 操作スキルなどに関係なくバトルを楽しめるというJRPGっぽい感じを想定したものです。 お金とトレード用の素材を入手しやすくして、さらに食事のクールダウンを短くすることで、アイテムを買いまくって回復してバフで強化しまくるという感じにします。 エレメント使用時のオーバーロードをなくして気軽に各属性を利用できるようにします。 クラシックヒール(500pt)も入れたいところですが、クラシックヒールはランドマークのないダンジョンの難易度が上がってしまうため、選ぶかどうかは慎重に判断したほうがいいと思います。 バトルスタイル クレジット2倍(1000pt) ドロップ率 x4(2000pt) 食べ放題(2000pt) 切磋琢磨(1000pt) 無慈悲(1000pt) 敵意剥き出し(1000pt) ポイント計8000pt 戦うことを中心に楽しむための設定です。バトルが楽しいのであればそれで良いというプレイスタイルを想定したものです。 装備入手のストレスを減らすためにお金とトレード用の素材を入手しやすくします。 「切磋琢磨」で敵の強さをレアの強さに合わせ、油断禁物な緊張感を維持します。 テクニックスタイル エレメント引継ぎ(500pt) クレジット4倍(1000pt) ドロップ率 x4(2000pt) 栄養満点(2000pt) 早期アクセス(1000pt) 切磋琢磨(1000pt) 敵ダメージ2倍(1000pt) ポイント計8500pt 色々な戦い方を楽しむための設定です。バトル自体ではなく、コンバットアーツなど色々なことを試しながら進めたいというプレイスタイルを想定したものです。 装備入手とサーキットのリセットのためのお金と素材を入手しやすくします。 エレメントを引き継ぐことでストーリーの進行に関係なくすべての属性のコンバットアーツを楽しめるようにします。 敵から受けるダメージを増やし、さらに敵の強さをレアの強さに合わせることで、バトルに集中しないとあっさり死亡する感じにします。

オワタ式とセルゲイハック以外はどれも劇的にプレイ感が変わることはないかもしれないのですが、上手く設定すれば(ダンジョンのパズルを除き)ストレスのない再プレイができると思います。「真の調和」と「サタントリガー」でアッシュ・マインを置きまくるのとか楽しいです。 ただ、始めてしまうと途中で変更ができないので、自分に合った設定かどうかは早めに判断してしまったほうがいいと思います。 個人的に好きな設定は クレジット4倍(1000pt) ドロップ率 x4(2000pt) 栄養満点(2000pt) ごちそう(1000pt) クラッシックヒール(500pt) クラシックテレポート(500pt) 早期アクセス(1000pt) 切磋琢磨(1000pt) 無慈悲(1000pt) 敵意剥き出し(1000pt) ポイント計11000pt です。探索を含めた移動についてはストレスを感じないほうなのでわざと面倒にして、苦手な稼ぎ関連は楽にするというものです。その上でバトル重視の楽しみ方をします。本当にバトルが好きじゃないと楽しめない設定だと思います。 クラッシックヒールはランドマークのないダンジョンでのHP回復がほぼ食事のみになってしまうため難易度が上がります。そのため、食事の買いだめかHPリジェネレーション付きの装備が必須な感じになります。 また、クラッシクテレポートは、ダンジョンなどで意図せず進行フラグが変になってしまい進むことも戻ることもできなくなったときに抜け出せなくなります。そうなってしまうと前のセーブデータからやり直すことになるので、このオプションを選ぶかどうかは慎重に判断したほうがいいと思います。