オーバークロックギア(OCG)の練習
理屈編

2024年11月30日を目途に「XenobladeX ゼノブレイドクロス オーバード 攻略」を削除します。これは私自身の判断によるものです。詳しい説明は XenobladeX攻略のトップページ にあります。 削除されるまでは閲覧可能なので、必要であれば XenobladeX攻略のトップページ をブックマークしておいてください。

無限OCGの練習です。 やってもダメなら理屈で覚えよう、理屈がダメなら実践して身につけよう。 こちらは理屈編です。

---OCGのギアカウントとギアタイムについて--- ギアカウントはアーツパレットの真ん中の大きな丸に表示されている数字です。画像の場合は「MAX」になっています。ギア開始直後はギアカウントの表示はありません。01~99まであって99の次は「MAX」になり、それ以上は上がりません。 ギアタイムはギアカウントが表示されている丸の周り右側の白いメーターです。ギア開始直後は満タンで、時間がたつと減っていきます。ギアタイムが残りわずかになるとメーターが赤くなって、メーターがなくなるとギアが終了します。 ギアカウントが表示されている大きな丸を「ギアカウンター」と呼びます。

---とても重要なギアカウント--- ギアカウントはとても重要です。何故かというと、OCG中は色々な効果が発生するのですが、ギアカウントが大きいほど効果も大きくなるからです。 効果の1つに「弱体アーツ使用時にTPが増える」というものがあるのですが、ギアカウントが大きいほどTPの増える量は多くなります。 他にも「支援アーツ使用時にギアタイムが延長される」というものがありますが、これもギアカウントが大きいと延長される時間は長くなります。 ギアカウントはアーツを使うと増えます。オートアタックでは増えません。

---さらに重要な "ギアカウンターの色" --- とても大事なギアカウンターの色は、アーツのアイコンと同じ色に変化します。 赤 → 格闘アーツ 黄 → 射撃アーツ 紫 → 弱体アーツ 緑 → 支援アーツ 青 → オーラアーツ です。格闘アーツのアイコンは橙なのですが、今回は赤で説明します。赤と橙どちらでも話は通じると思います。 ギアカウンターの色はとても大事なのですが、とりあえず色で考えるって感じでいいと思います。

---OCGの基本効果--- OCGの効果は、「TPが増える」など使ったアーツで変わるものと、どのアーツを使うかに関係なく全てに効果がある基本の効果の2種類あります。 基本の効果は "攻撃のダメージが増える・リキャストが短くなる・エネミーの弱体抵抗が下がる" の3つです。全ての攻撃のダメージが増え、全てのリキャストが短縮され、全ての弱体が決まりやすくなります。オートアタックの場合、ダメージは変わらないのですがリキャストと弱体抵抗の効果は得られます。 基本の効果はギアカウンターの右上のほうに白い文字で表示されています。画像の場合は、「Damage x 1.05」「Recast x 2.53」「Resist - 1.00」の3つの数字です。数字が大きいほど効果も大きくなります。 基本の効果はカウントが増えると一緒に増えていきます。

---ギアカウントの増やし方--- ギアカウントが重要なのは分かってるけど「どうやって増やすの?」ということになると思います。 いくつか方法はあるのですが、まずは最も単純な、格闘アーツの使用と射撃アーツの使用で覚えます。 今回はガトリングとシールドの装備で説明します。複数を相手にするとOCG効果の説明が複雑になるので1体だけと戦います。 セットするアーツは、ヘヴィボンバー、ワイルドビート、ワイドミサイル、バレットストーム、シールドウォール、ファイアコート、ラインザバッシュです。

装備は男性ならルーの初期ボディ、女性ならセリカの初期ボディを借りて頭装備を安売りサングラスにします。サングラスがなければ六連星の頭装備で大丈夫です。 アバターLv60を想定しています。もしLvが低いなら全属性耐性アッププローブを設置します。 そしてLv1のアイアンシールドとアタックマシンを購入して装備します。OCG時の戦闘能力はビックリするほど高いので、攻撃力は低くしないと無限OCG前に倒してしまうってこともあります。

シークル岩の近くにいるヴァサルトを相手に戦闘開始、頑張ってTPを3000溜めます。溜まったらギア開始します。夜のほうが他のエネミーがいなくなってやりやすいと思います。 開始したら、ヘヴィボンバーを使います。カウントが「01」になります。次はワイルドビートを使います。カウントが一気に「04」になります。これが格闘アーツ使用によるギアカウントの増やし方です。 攻撃が命中しなかった場合は増えないので注意してください。

---ギアカウントとヒット数の関係--- なぜワイルドビートのときはカウントが「04」まで一気に増えたのか。それは "ギアカウントは一回のアーツでのヒット数の分だけ増える" からです(正確には、ダメージ・回復に関係なく、ヒットした分だけ増える)。アーツの使用回数ではなく、攻撃が当たった回数分増えます。ワイルドビートのアーツ説明を見ると「ヒット数 3」になっています。なので3発とも当たればカウントは3増えます。2発しか当たらなかった場合は2増えます。これは格闘でも射撃でも弱体でも、ダメージを与えるアーツなら全て同じです。 ヘヴィボンバーは1ヒットなので「01」に、そのあとのワイルドビートは3ヒットなので「04」まで増えます。

続けてワイドミサイルを使います。ワイドミサイルは6ヒットなのでカウントは6増えて「10」になるはずです。が、増えません。「04」のままです。さらにバレットストームを使っても「04」のまま変わりません。 これはなぜかというと、ギアカウンターの色が赤色になっているからです。格闘アーツアイコンの色です。

---ギアカウンターの色--- ギア開始直後はギアカウンターの色は灰色で、そのあと最初に使ったアーツの色になります。 最初に使ったアーツが格闘なら赤になって、そのあとは格闘アーツでしかカウントを増やせません。最初に使ったアーツが射撃なら黄になって、そのあとは射撃アーツでしかカウントを増やせません。 ギア開始して格闘・格闘・格闘と使う → カウントは増えていく ギア開始して格闘・射撃・射撃と使う → カウントは最初の格闘の分しか増えない という感じになります。 同じように、ギア開始して射撃・射撃・射撃と使えばカウントは増えていきますが、射撃・格闘・格闘と使った場合は最初の射撃の分しか増えません。

---ギアカウンターの色の変え方--- 赤のときに射撃を使っても色は赤のまま変わらずカウントも増えません。同じように黄のときに格闘を使っても黄のままでカウントも増えません。 どうすればいいの?となるのですが、赤を黄に、黄を赤に変えることができるアーツがあります。それが弱体・支援・オーラの3つです。弱体は紫、支援は緑、オーラは青です。

---紫・緑・青でつなげる--- ギア開始してヘヴィーボンバー・ワイルドビートと使ったら、次にラインザバッシュを使います。ギアカウンターが紫になります。そしてラインザバッシュは1ヒットなのでカウントが「05」に増えます。 続けてワイドミサイルを使います。するとカウンターは黄になって、カウントは「11」に増えます。 紫・緑・青のアーツは赤と黄の間に挟むことで赤→紫→黄というふうに色を変えることができます。 格闘→弱体→射撃→支援→格闘 と続けると格闘と射撃の両方でカウントを増やすことができます。

紫・緑・青のアーツを利用してカウントを増やします。 ギア開始したらヘヴィボンバー・ワイルドビート・ラインザバッシュ・ワイドミサイル・バレットストームの順で使用します。カウントが23まで増えます。増えますがギアタイムがなくなってギア終了します。

---ギアタイムを延長する--- ギアタイムを延長しないといつかは終わってしまいます。どうやって延長するのか。支援アーツを使います。オーラアーツでも延長できますが今回は支援アーツで説明します。オーラアーツのほうが延長できる時間は長くなります。 ギア開始したらヘヴィーボンバーでカウントを1増やしてからシールドウォールを使います。これで延長されました。延長時間は0.05秒です。よく見ているとアーツを使った後に「ギアタイム延長+0.05S」と表示されています。0.05SのSは秒を意味する「Second」の頭文字です。 延長時間は短いです。なぜかというとギアタイムの延長時間はカウントが大きいほど増えるからです。 支援アーツの場合、延長時間は "ギアカウントx0.05秒" になります。ヘヴィボンバーでカウントを1にしたので1x0.05で0.05秒だけ増えました。

次はカウントを増やしてから支援アーツを使います。 ヘヴィボンバー・ワイルドビートの順に使ってからシールドウォールを使います。0.2秒だけ延長されました。でもやっぱり短いです。

---支援アーツの効果「ダブルギアカウント」--- 支援アーツの効果はタイム延長のほかに「次に使ったアーツでのギアカウント増加を2倍にする」というものがあります。 支援アーツの次に使ったアーツが1ヒットなら2増えて、3ヒットなら6増えます。 戦闘開始したらシールドウォールのダブルリキャストが完了するのを待ちます。 完了したらギア開始してシールドウォール・ワイルドビートの順に使います。すると「ダブルギアカウントボーナス」と表示されてカウントは「06」になります。ワイルドビートは3ヒットなので2倍の6増えます。 続けてファイアコート・バレットストームの順に使います。一気に「30」まで増えます。バレットストームの12ヒットの2倍で24増えるからです。 その後でシールドウォールを使うと延長が1.5秒に増えています。

それでもやっぱり短いのでギアは終了してしまいます。 無限OCGというのは、こういったカウントとタイムを増やすためのアーツの組み合わせや使用順序を工夫することで実現できます。 例えば、オーラアーツ使用でもギアタイムは延長されます。この場合は支援アーツよりも延長時間は長いのですが、TPが1000必要になります。そして、そのTPを増やすために「弱体アーツを使用するとTPが増える」という効果が利用できます。 どうしても無理な場合はギアカウントプラスやギアタイム延長などのデバイスの出番になります。

---範囲攻撃のときのギアカウントの増え方--- カウントの増え方で分かりにくいものの1つが、範囲攻撃で複数のエネミーにヒットした場合です。この場合は、やっぱりヒットした数だけ増えます。 例えば、2体を相手にヘヴィボンバーを使うと1体ずつに1ヒットして合計2ヒットになりカウントは2増えます。3体なら3ヒットでカウントは3増えます。 同じように、2体を相手にバレットストームを使うと1体ずつに12ヒットして合計24ヒットでギアカウントは一気に24増えます。これに支援アーツのダブルギアカウントの効果を利用すると48増えます。

---ギアカウントが増える特殊な支援アーツ--- これも分かりにくいカウントの増え方です。 支援アーツはカウントが増えることはないのですが、次の3つの支援アーツは使うとカウントが増えます。 マインドストーム(シールド) ラウンドリカバリー(ナイフ) スターヒール(フォトンセイバー) この3つはHPを回復するアーツですが "回復の場合もヒットしたことになる" ためです。 1人のときにマインドストームを使うとカウントは1増えます。4人のときに使うと4ヒットしたことになりカウントは4増えます。ラウンドリカバリーも同じです。 スターヒールは対象が単体なので何人いてもカウントは1しか増えませんが、「スターフィールド」というオーラアーツで範囲化すると同じように人数分カウントが増えます。

さらに、この3つのアーツはギアタイム延長にも特徴があって、4人のときに使うとギアタイムの延長が4倍になります。 例えば、使うと1秒増える状態で使うと1秒 x 4人分で4秒増えます。ギアタイム延長の表示は1秒で変わらないのですが、ギアタイムのメーターは1人のときよりも伸びます。 この3つのアーツはカウントも増やせてタイムも延長できてダブルギアカウントも得られるアーツです。

---ダメージ増加とギアカウンターの色--- ギアカウントが増えると与えるダメージが増えますが、これもギアカウンターの色が関係しています。 ダメージが増える効果は「格闘アーツならギアカウンターが赤のとき」に発生します。同じように「射撃アーツならギアカウンターが黄のとき」に発生します。 赤のときに射撃アーツを使ってもダメージは増えないし、黄のときに格闘アーツを使ってもダメージは増えません。これは意外と忘れがちなので注意が必要です。 画像の左がギアカウンターが赤のときのワイルドビートのダメージ、右が黄のときのワイルドビートのダメージです。 カウントMAXだとダメージは6倍ですが、赤のときのワイルドビートにしか効いていません。

それじゃ、格闘も射撃も使って派手に戦いたいときはどうするか。これも色を変えることができるアーツを使います。 格闘→支援→射撃→弱体→格闘、と使えば、赤→緑→黄→紫→赤、とギアカウンターの色が変わるので、格闘と射撃の両方のダメージを増やすことが出来ます。

---ギア再発動の効果--- 最後はOCG中にOCGを再発動した場合です。 OCG発動したときのギアカウントは0、ギアタイムは15秒です。そしてOCG中にまたOCGを発動するとギアタイムが15秒延長されます。OCGが終了しそうになってもTPが3000溜まっていればOCG再発動すれば15秒の余裕ができます。 これにデバイスの効果を組み合わせるとギアカウントやギアタイムを簡単に増やすことが出来ます。 デバイスのギアカウントプラスXXを装備すると、OCG発動したときにカウントが20から始まります。そしてOCG中にまたOCGを発動するとカウントが20増えて40になり、ギアタイムも15秒延長されます。カウントが増えると支援アーツを使ったときの延長時間も増えるのでOCGを維持しやすくなります。 デバイスのギアタイム延長を装備した場合は、OCG再発動すると15秒+デバイスの効果と同じ時間ギアタイムが延長されます。

あとは理屈をイメージして練習するのみです。 結局練習かよ、って感じですが理屈が分かっていれば随分と違うものになるかもしれません。 カウントMAXのときに支援アーツを使うとギアタイムは5秒延長されます。しかも弱体アーツを使うとTPは1000増えます。さらにリキャストは1/5まで短縮されるのでアーツ使い放題です。弱体が決まりやすくなり、そしてダメージは6倍になります。 頑張ってオーバード倒しましょう。