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ターン制の仕組み

バトルはターン制ですが特徴的な仕組みがあります。それが "相手が最後の一体になるまでは必ず敵味方交互にターンが回ってくる" というものです。 この仕組みがプレイヤーを悩ませ、最後の1体になるまでは油断できない状況が続きます。

例えば、味方4人と敵2人のバトルの場合 味1味2敵1味3味4敵2 というイメージがあると思うのですがそうはなりません。実際には 味1敵1味2敵2味3敵1味4敵2 というふうに必ず敵味方は交互になります。 つまり、味方4人と敵2人のバトルの場合、敵の行動回数は味方に対して2倍になります。人数は4対2でも行動回数は4対4で変わりません。 そのため "相手を2~3体ほど倒すと極端に楽になる" という感じは全くないバトルになります。

さらに、敵味方交互にターンが回ってくるという仕組みは徹底的に調整されています。 例えば、味方3人敵3人のバトル 味1敵1味2敵2味3敵3 という状況で味1が敵1を倒したとき、敵1の行動をスキップして次は味2が行動できるというイメージがありますが、実際の行動順は 味1(済)敵2味2敵3味3敵2 となります。死亡した敵1のあとの敵の行動順が繰り上がって、味2の前に敵2が攻撃してきます。 そのため、敵1の攻撃で味方が死にそうだから味1で敵1を倒してしまうという方法は安全ではありません。敵の順番が繰り上がって攻撃してくるため結局はやられてしまいます。 また、相手が最後の1体になったときも 敵1味1味2味3味4 というふうに、敵を倒したことにより最後の敵1体の順番が繰り上がるため先に行動してきます。

味方が倒れないようにするには、敵を倒してしまうのではなく "味方がやられない程度に敵の力を削っておく" という方法が有効です。その上で力の高い敵をさらに削っていくと、敵の行動回数も維持できて味方も安全になります。敵全体の力を削って安全になったあとで倒していけば勝てると思います。倒すときも、必ず敵味方交互にターンが回ってくるということを意識しないと一気に崩れてしまう可能性があります。

敵を倒す順番も重要なときがあります。 例えば、4対4のバトルで弱い敵2体と強い敵2体がいるとき、弱い敵2体を先に倒してしまうと強い敵2体の行動回数が増えてしまいます。 味1強1味2強2味3強1味4強2 強い敵は本当に強いので、こうなると4対2でも厳しい場合があります。そのため、できるだけ強い敵を倒し弱い敵を残すようにすると安全になります。 味1弱1味2弱2味3弱1味4弱2