The Lightbringer

  • Steam
  • 2021年10月7日

パズルを解いて進めていくステージクリア型のジャンプアクションです。それほど難しくないので、アクションに慣れてない人でも楽しめると思いますが、逆にアクションが得意な人には物足りないと思います。 映像が3Dでパズルがあり、さらにアイテム収集の要素もあるので探索型のアクションアドベンチャーに見えますが、実際はスコアアタックやスピードラン的な攻略を楽しむアクションです。 じっくりと探索しながらプレイするのではなく、深く考えずゲームオーバーを繰り返しながら、とにかく先に進むことを目指せば楽しめると思います。 ただし、テキストの翻訳の質が非常に悪いです。そのため英語力があるなら英語でプレイしたほうがいいです。

移動ルートを確保するためにはパズルを解かなければならないのですが、長考が必要なものではないです。 主人公のHPがゼロになるとステージの最初からやり直しとなり、収集したアイテムも含めすべてリセットされます。 クリアしたステージはいつでも再挑戦が可能で、コンプリートしていないステージについてはステージ選択用の画面でアイテムの入手数を確認できます。 見つけにくいアイテムなどの場合、そのアイテムを入手後にメインのルートへ戻るためのショートカットが用意されていることが多いです。その用意の仕方を見ると無駄なくルートを構築できるようなものになっているので、やはりスピードラン的なゲームプレイを想定しているんだと思います。

ゲームプレイですが、プレイ時間はジャンプアクションに慣れているかどうかが影響するので予想が難しいですが、たぶん6~8時間ほどだと思います。パズルに手間取ると8時間以上になるかもしれません。 基本的にアイテム探しは後回しでいいです。1ステージあたり30分ほどのプレイ時間を目安としてゲームオーバーを繰り返してクリアしていけば、製作者の意図したプレイ体験を得られると思います。 探索型としてプレイすると退屈かもしれないので、初見プレイ時から最短クリア時間を意識して進めていくのがいいです。そうすれば緊張感も保てるし、回復アイテムを拾ったときの安心感も大きくなるなど楽しくなってきます。 最終的にはアイテムコンプリートしつつほとんどのステージを10分前後でクリアできました。

ゲームを始めた直後は探索型だと勘違いしていたため、ゲームプレイが非常に退屈になってしまい3ヶ月くらい放置しちゃいました。そのあとSteamでトレイラーを見直したときに、ゆっくり探索するようなスタイルを想定していないんだなと気づきました。そこで速めのペースで進めていくというプレイスタイルに変えたら楽しかったです。 マメに立ち止まりながら向かう先を決めるのではなく、道があったら取りあえず行ってみるという進め方をすれば、ジャンプアクションをプレイしているときの特徴である「あっ」とか「ふんっ」とか思わず声を上げてしまうような楽しい体験になると思います。

ゲーム内で実際にスコアを得られるわけではないですが、とにかくスコアアタックあるいはスピードラン的なスタイルでプレイすれば、このゲームの魅力に気づくと思います。難易度はそれほど高くないし時間制限もないので、アクションが得意でない人でも速めのペースのゲームプレイに挑戦していいです。 パズルや探索と聞くとじっくりとプレイしがちな人にとって、それは私のことなんですが、その逆のプレイスタイルを楽しむきっかけとなるかも? それにしても長らく放置していたのになんでトレイラー見直したんでしょうか。自分でも不思議だけど見直して良かったなと思ってます。