ジャンル把握のススメ 2018
ストラテジー

ストラテジー人材や物資を確保して目的を達成するという感じです。「タクティクス」の要素を含んでいることが多いです。「シミュレーション」の中に含まれている場合もあります。「三國志」シリーズや「シヴィライゼーション」シリーズのイメージです。 資源を駆使して何かしらの目的を達成することがプレイ体験の中心になると思います。 ターン制かリアルタイムかという違いがあります。 隣の国が攻めてくるといった状況で、今の兵士や兵器の数で守れるかどうかを判断し、足りないのであればお金と労働力を確保し兵器を作り徴兵して兵士を増やす、そして攻め込んできた相手を撤退させることができるかどうかを見守るという感じです。 ただ、戦闘が始まったときに見守るのではなく、プレイヤーが部隊の配置などを指示して操作をするという場合もあります。この部分が「タクティクス」になります。そのため、ストラテジーというイメージにはタクティクスも含まれていることが多いです。 国がどうとか戦闘とかではなく、極寒の地を生き抜くといったものもあります。その場合はシミュレーションになると思うのですが、資源を駆使して何かしらの目的を達成するというゲームの場合はストラテジーと表現されることがあるかもしれないです。

メタルギアソリッドのピースウォーカーとファントムペインでは武器などを開発するという要素があります。人材を確保して武器を開発しスネークの潜入のサポートをする、という点でストラテジーな要素になります。 また、「ピクミン」のような不思議なゲームもあります。赤青黄のピクミンを育て増やすというストラテジーな感じと、ピクミンに仕事をさせるというタクティクスな感じを体験できるゲームなのですが、ピクミンに対する愛着がストラテジーとタクティクスのバランスみたいなものに強い影響を与えます。ピクミンを増やすのは早く仕事を終わらせるための手段なのですが、死なせてしまったら増やせばいいという感じを重視するか、死なないように慎重に動かすという感じで進めるか、プレイヤーは悩むことになります。